【開催レポート】こどもの体験活動 指導者のための安全ワークショップ in 明星大学(ASL資格認定)

IMG_0001

本ワークショップは、明星大学 教育学部に学ぶ、将来教職員を目指す学生の皆さんを対象に開催されました。3日間の連続したワークショップを通じて、様々な体験活動について「安全」と「教育効果」を両立しながら運営できる指導者としての力を養い、また万一の事故発生時に備えて子どもの特性を踏まえた救急法の知識と技術を身につけることをねらいとして実施されました。

IMG_0002

これまで自分が参加した体験活動の中で、特に印象に残っているものを発表しあいながら自己紹介をした後、導入のワークを通じて、体験活動の意義を自らの言葉で語れる力を養いました。またスライドを使ったリスク発見トレーニングでは、安全管理の「知識」と「スキル」の両面から課題に取り組み、実践力を高めていきました。

IMG_0005

野外での演習では、アクティビティの実施者と観察者に分かれて、それぞれの立場から見えるリスクの違いを体験しました。更に、教育効果を高めるためのリスク評価と対処について理解を深めることで、事故を未然に防ぐリスクマネジメントの全体像を学びました。

hyouka

ワークショップ終了後のアンケート調査によると、5段階評価において最高点である評価5をつけた学生が89%、評価4が11%でした。

更に、もう一歩踏み込んで成果を知るために、ラダーリング調査 「3Eフォーム(岡村,2012)」という手法を用いて分析を行ったところ、結果は次のようになりました。

rada

この分析結果からは次のことが考察されます。

  • 本講座がねらいとしていた「安全管理能力」、「緊急時対応(応急手当)スキル」の開発はワークショップ全体を通して概ねバランスよく達成できた。
  • ASL(安全管理)での学びは特に「新しい情報の獲得」としてとらえられているだけでなく、「体験活動への興味」(もっと体験をしたい、提供したい)にもつながっていることが分かった。
  • 体を使った演習(相互トレーニングやシミュレーション等)は、指導者に欠かせない「自信」につながっている。
  • 救急法におけるシミュレーションは、事故現場の初動における救護活動へのチャレンジする意思にもつながっている。
  • 参加動機が資格取得だった受講者にとっても、ワークショップ終了後の価値は、内容面の方に傾いた。

20140903_blog_500x280

最後に、受講していただいた学生さんたちの感想をいくつかご紹介します。

 「安全管理について専門的な言葉なども含め、丁寧に説明してくれた。まさに求めていた内容のワークショップだった。」

 「濃い内容の講義を受けることができた。これからの活動に活かすことや、自信につなげることもできると思う。」

 「小学校教員になる上で野外活動は避けることができない。こうした知識をしっかり身につけた上で指導者として立つことはとても大切なことだと思う。」

 「子どもと関わる上で、とても大切なことばかりだった」

 「今回学んだ安全管理はとても重要で、日常の中でも役立つことがあると思った。」

 「今後様々なキャンプに参加して積極的に活用したり、更に発展的なことも学んでみたい。」

 「教員になる人にとって、このスキルは必須で身につけておくべきものだと思う。必ず役に立つ!」

 「とても役に立つ知識や考え方を学ぶことができた。今回3日間のワークショップのうち、残念ながら都合で1日休んでしまったため、来年もまた受講したい。」

今回受講された学生の皆さんの熱意や集中力には目を見張るものがありました。
ぜひまた来年、キャンパスでお会いしましょう!