体験活動を推進できる指導者の育成を支援します
〜 学生向け 安全管理ワークショップのススメ 〜

指導者によって提供される様々な「体験活動」は、日常生活における体験の機会が著しく減っている現代の子どもたちにとって、健全な成長のために欠かすことができません。ところが文部科学省の諮問機関である中央教育審議会の答申によれば、身近な指導者の考え方や安全管理スキル違いによって、子どもたちの中に「体験格差」が生じていることも、近年では教育全体における課題の一つに挙げられていると言います。
本アカデミーでは、これから指導者を目指す学生の皆さんが、体験活動を「安全に」、そしてより「効果的に」、更には「主体的に」推進できるよう、派遣講師によるワークショップを通じて支援します。
モデル ワークショップ

実践力を身につける!
安全管理ワークショプ3日間
あらゆる体験活動に応用可能な、事故を未然に防ぐ安全管理と事故発生時に備える救急法を同時に学ぶことができる、学生向けに特別にデザインされた3日間の集中ワークショップです。
「体験活動セイフティーリーダー(ASL)」と「小児救命救急法(EFR-CFC)」の2つの課程認定証 発行に対応しています。
1日目 (5時間)
- 体験活動の意義と安全管理の目的
- 指導者の法的責任と注意義務
- リスクマネジメントの基本手順
- リスク発見トレーニング
2日目 (5時間)
- リスク発見 相互演習
- 指導者の過失と事故事例
- リスクの評価と教育効果
- リスクの対処とフォローアップ
- ASL認定試験
3日目 (5時間)
- 指導者に求められるファーストエイドとは(善意と義務)
- 1次ケア理論と実技(成人・小児 CPR/AED)
- 2次ケア理論と実技(ケガや病気の評価と処置)
- シナリオトレーニング(事故現場の対処演習)
- EFR-CFC 認定試験
モデルワークショップの特長
1,安全管理と救命救急法を一度に学べる

体験活動における安全管理は、事故を未然に防ぐ「リスクマネジメント」と、事故発生時(特にケガや病気)に備える「救命救急法」の両面の知識と技術が不可欠です。前者は安全だけでなく教育効果とのバランスが、また後者は職務上応急処置を行わなければならない一定頻度者としての高度なスキルが要求されます。モデルワークショップは、その両方を一度に効率よく学べるようデザインされています。
2,体験活動の意義を自分の言葉で語れるように

本ワークショップでは、学生が自ら考え、主体的に学ぶことができる仕組みをふんだんに盛り込みながら進行します。その導入部分では、「なぜ今、子どもたちに体験活動が必要か」をテーマに掘り下げていきます。ここで得た自分なりの考え(=体験活動の意義)をベースに、具体的な安全管理や救命救急の手法を積み上げていくことで、体験活動を主体的に推進できる指導者を育成します。
3,事故事例から指導者の過失を理解する

体験活動で事故が発生してしまった場合、指導者に法的責任が問われるのは、指導者が運営上の注意義務を怠ったとして過失が認定された時です。過去の事故事例を紐解くことで、指導者の過失が認められたのはどのようなケースか、またそこから指導者として怠ってはならない注意義務とは何かを考え、共有することで、法律的な視点からの安全管理についても理解を深めます。
4,過程認定を2つ同時に取得できる

モデルワークショップは、前半2日間が事故を未然に防ぐ安全管理を学んだことを認定する「体験活動セイフティーリーダー(ASL)」に準拠しています。また最後の1日は、体験活動の指導者としてふさわしい高度な小児救命救急法を学んだことを認定する「EFR-CFC」に準拠しています。同時に2つの認定証を取得できることは、参加へのモチベーションを高め、受講後の自信にもつながります。
実践報告
ワークショップ開講までの流れ

- お問い合わせ
- ヒアリング
(対象者、人数、時間枠、会場 等) - 開講日時の確定とワークショップの発注
- 会場・フィールドの下見
- ワークショップ開講
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体験活動リーダース アカデミー 事務局 担当: 渡辺 まで、
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